製作詳細 |
MGザクver2発売当時に感じた『何か違う』部分に、徹底的に手を入れ製作しました。 徹底改修ザクの構想自体はver2発売前からあって、よくある旧MG(ver1)とF2のミキシングした物をベースに試行錯誤していました。なかなか製作時間が取れず、気が付けばver2の発売。今度はver2に当初の構想を乗せる形+αで試行錯誤を進めました。その後もザクver2のバリエーション機の発売が続く中、やっと今日の完成となりました。 詳細はブログの製作記もご覧下さい。写真付きで掲載しております。 基本工作は、ゲート処理、合せ目消し、目立つパーティングラインやヒケ処理、サフチェックの繰り返し(400-1000番のペーパーを使用)を行っています。 一部改修パーツは軽量化や強度を考慮し、製作後にレジンに置換しています。 パーツは離型剤を徹底的に除去し、気泡処理、表面処理を行い、サフチェックの繰り返しを行っています。 デカールは、キット付属のドライデカールを使用しました。厚味のあるマーキングシールは、一切使用していません。 ■頭部 少々大きな頭を、頭頂部を凹ませるよう削り、若干潰れ気味な形にしました。 また、つばの下の部分にプラ板を当て延長し、モノアイスリットが斜めに狭くなるようにしました。目つきが悪くなりました。 口の部分は少し広く見えるように開口しました。 モノアイは、アドラーズネストのオプティカルアイと、ピンクのHアイズを使用しています。LEDがピンク色に光ります。 オプティカルアイはメタルパーツなので、消灯時もリアルさを失いません。 キットのモノアイ可動ギミックを生かした状態でLEDを組み込んでいますので、首とモノアイの連動可動も可能です。但し、首は取り外せませんので注意が必要です。 リード線はパーツ内部を通してありますので、外部から一切見えません。電池BOXはプラ板で製作し、フレーム背中部分の空間に発光スイッチと共に収めました。スイッチON/OFF、電池交換もバックパックを取り外すだけで簡単にできます。1.5Vボタン電池を2個セットしました。 頭部の詳細はこちらの製作記をご覧下さい。写真付きで掲載しております。 ■胸部 06Rのパーツをベースに前面左右をプラ板で大型化しました。 形状はPG風にし、脇下の部分はフレームパーツとして別パーツ化しました。 側面にはPG風のスジ彫りを施し、メタルビーズとメタルボールでディティールアップしました。 内部フレームパーツはスターブライトシルバーで塗装しました。 胸部の詳細はこちらの製作記をご覧下さい。写真付きで掲載しております。 ■腰アーマー フロントアーマー、サイドアーマー、リアアーマーは定番の隙間埋めを行いましたが、少しF2を意識して大胆に延長も行ってみました。 延長をすることで末広がりになり腰が大きく見えてしまうので、胸パーツの幅増しもしてバランスを取っています。 PG風のスジ彫りを施し、メタルボールでディティールアップしました。 内部フレームは、スターブライトシルバーとEXシルバー+ブラックで塗り分けてみました。 腰アーマーの詳細はこちらの製作記をご覧下さい。写真付きで掲載しております。 ■腕部 腕自体には手を加えていません。 シールドを左右に幅増し、下方に延長して大型化しました。 内部フレームは、スターブライトシルバーとEXシルバー+ブラックで塗り分けし、メタルビーズとメタルボールでディティールアップしました。 腕部の詳細はこちらの製作記をご覧下さい。写真付きで掲載しております。 ■脚部 脚部は、大型のバーニアユニットが目立つPG風の形としました。 最近のシャアザクの作例では脚部バーニアが飛び出している物が多く、こういうのが受け入れられるのなら今ならPG風のバーニアもイケるのかなと思いました。 ギレンの野望などのゲームでもPG風バーニアは馴染み深いと思います。 製作方法は、上半身に負けないよう、ふくらはぎを06Jのパーツを用いて少しふっくらさせ、裾のシャアザクパーツのラインに合わせます。 膝裏の部位もver2は丸まっているので、鋭角に造形しました。 足は、発売当初「小さ!」と最も気になった部分なので、一回り大きくしてみました。 当時は06R発売後だったので06Rのパーツをベースに大型化しましたが、今なら幅の広いザクキャノンや、大きなグフver2の足を試しても良かったと思います。 製作方法は、つま先をパーツ取り付け位置ごと移動する方法で延長、後方を延長整面。黒い部分のパーツは1mmプラ板を巻き付けて大型化。上に乗るパーツはパテで末広がりに造形。 結果、06Rよりも一回り大きく、F2よりも一回り小さいくらいの大きさとなりました。 内部フレームは、スターブライトシルバーとEXシルバー+ブラックで塗り分けし、シリンダーパイプはスターブライトシルバーとブライトゴールドで塗り分けしました。 造形パーツが多い部位なので、外装は基本的に接着をしてしまいました。 PG風のスジ彫りを施し、メタルビーズとメタルボールでディティールアップしました。 バーニアは市販パーツで二重化、スターブライトシルバーにクリアーレッドのオーバーコート塗装で塗り分け、脚部スラスターにはピンを設置しました。 脚部の詳細はこちらと こちらの製作記をご覧下さい。写真付きで掲載しております。 ■バックパック / ウエポン バックパックは内部フレームをスターブライトシルバーとブライトゴールドで塗り分け、バーニアは他のキットパーツを用いて大型化、市販パーツを用いて二重化、スターブライトシルバーにクリアーレッドのオーバーコート塗装で塗り分け、スラスターピンを設置。メタルボールでディティールアップしました。 ザクマシンガンとバズーカは、スコープを光で反射するように処理し、クリアタイプの蛍光ピンクで塗装。メタルビーズとメタルボールでディティールアップしました。 ヒートホークは、凹みモールドを穴開けして情報量を増やしました。 バックパック / ウエポンの詳細はこちらの製作記をご覧下さい。写真付きで掲載しております。 |
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